サービス内容
今お使いのエクセルやスプレッドシートを整えて、経理の仕事を引き継ぐための土台をつくります。新しいシステムは入れません。
こんな会社のお手伝いをしています
- DX を進めたいが、いきなりシステムやデータベースを入れるのは難しいと感じている
- 経理の仕事が、特定の担当者にしか分からなくなっている
- 受注・在庫・勤怠などの表が担当者ごとにばらばらで、経理で数字を集めるのに手間がかかる
- ベテランの担当者の退職や、事業承継を控えている
- インボイス制度や電子帳簿保存法への対応をきっかけに、ファイルの管理を見直したい
データ整理は、いろいろな改善の土台です

引き継ぎの準備、毎月の作業の自動化、AI の活用。どれも「必要なデータが、決まった場所に、決まった形でそろっている」ことが前提です。データが散らかったままでは、新しい仕組みやツールを入れてもうまく動きません。宮川の支援は、この土台をつくるところから始めます。
属人化解消
データの置き場所と扱い方が決まると、引き継ぐ範囲が見えてきます。この支援のいちばんの目的です。
業務自動化
毎月の集計や転記は、データの形がそろって初めて自動化できます。形がばらばらなままでは、自動化の仕組みそのものが複雑になり、直せる人がいなくなります。
AI 活用
AI に社内のデータを読ませて集計や分析に使うときも、どれが正しく最新のデータかが決まっていなければ、返ってくる答えを信用できません。
データ整理で、属人化解消のハードルを下げます
| 属人化の原因 | データを整えると |
|---|---|
| 必要なデータがどこにあるか分からない | 置き場所と名前のルールが決まり、迷わず見つけられる |
| 業務が複雑で引き継げない | データを1カ所に集めることで、引き継ぐ手順のうち「データを集める部分」がシンプルになる |
| ルールが担当者の頭の中にしかない | データの扱い方をルールとして書き出し、手順書づくりの土台にする |
手を動かすのは御社、伴走するのは宮川。データの整理を社内で続けられるようになったら終了です。
整理前・整理後の例 モデルケース(架空の例)
売上・請求・経費・取引先のファイルを台帳4つに集約し、置き場所を1か所に。台帳ごとに責任者と更新のタイミングを決めた例です。
- 売上集計_最新.xlsx
- 売上集計_最新(2).xlsx
- ★田中さん用_触らないで.xlsx
- 請求書まとめ_2023〜.xlsx
- 経費_修正版_最終.xlsx
- コピー ~ 取引先一覧.xls
| ファイル名 | 責任者 | 更新 |
|---|---|---|
| 01_売上台帳.xlsx | 経理 A | 毎月5日 |
| 02_請求台帳.xlsx | 経理 A | 毎月末 |
| 03_経費台帳.xlsx | 総務 B | 毎週金曜 |
| 04_取引先マスタ.xlsx | 経理 A | 変更時 |
最初の1か月(週に1回・2時間 × 4回)
- 11週目
ヒアリング
御社の仕事の流れと、どんなデータがどこにあるかを伺います
お渡しするもの: 現状の業務とデータの一覧
- 22週目
対象データの絞り込み
まずは数個のデータに絞り、データ整理の仕組みを作ります。
お渡しするもの: 整理するデータのリストと優先順位
- 33週目
データ責任者の選定
データごとに「誰が更新し、誰が確認するか」を決めます
お渡しするもの: データ責任者と役割の一覧
- 44週目
データ管理ルールの策定
置き場所・ファイル名・入力の決まりを1枚にまとめます
お渡しするもの: データ管理ルール、業務の流れの図
2か月目からの定着支援(月に1回・2時間)
実際に手を動かして整理するのは、御社の担当者の方です。宮川は月に1回伺い、次のことをお手伝いします。
- 整理の進み具合の確認
- つまずいているところの解消
- ルールの見直しと、次に整理するデータのご提案
- 訪問の間も、メールでご相談いただけます
終了
目安は3〜6か月です。決めたデータ管理ルールどおりに、社内で整理を続けられるようになったら、支援は終了です。
支援する側(宮川)が新しい「あの人しか分からない」にならないことを大切にしています。
この支援でできること・できないこと
できること
- 経理と、経理につながる業務(受注・在庫・勤怠など)のデータについて、置き場所・ファイル名・更新する人を決める
- データ管理のルールを1枚にまとめ、社内で続けられるようにする
- 引き継ぎのときに「必要なデータがどこにあるか」を教えなくてもわかるようにする
できないこと
この支援で整えるのは、「必要なデータがどこにあるか」が誰にでもわかる状態までです。月次決算の手順や判断など、経理の仕事そのものの引き継ぎは含みません。月次決算だけでも多くの場合1〜2週間かかり、担当者の育成も必要になるため、4回の訪問では完了しないためです。この支援は、属人化解消に向けた第一歩とお考えください。データの置き場所とルールが決まっていれば、その後の業務の引き継ぎは社内で進めやすくなります。
整理のその先へ:業務自動化・AI 活用のご相談
データの整理が進み、社内でルールどおりに続けられるようになったら、整えたデータを使って次の改善に進めます。たとえば、次のようなご相談をお受けしています。
- Power Query や Python を使った、毎月の集計・転記の自動化
- BigQuery などのデータベースや、各種サービスの API を使ったデータの連携
- 生成 AI や機械学習の活用(法人向け AI・機械学習導入支援)
対応できるツール
- Microsoft Excel
- Google スプレッドシート
- BigQuery などのデータベース(整理が進んだあとの連携・自動化)
自動化の仕組みは、社内の方が中身を理解し、手直しできる範囲にとどめます。「作った人しか直せない仕組み」にならないよう、仕組みの複雑さは現場のスキルに合わせて決めます。